タイヤ交換

Michelin Pro 3 Raceはうっとりするくらい軽いタイヤだが、サイドが弱い。性能と接地面に注力し、他所のあらゆる頑丈を犠牲にした、そんな印象を受けるストイックなタイヤである。Pro 2 Raceはそんなことなかった。もちろん初代Pro Raceも。初めてPro 3 Raceを手に持ったとき、タイヤがこんなに軽くなるものかと思ったが、その代償は大きかった。

そして来春、Pro 4 Raceが市場に出るという。新しいモデルは同グレードで4種類あり、ホビーユースから決戦用という風に分かれている。決戦用は、やっぱりサイドが弱いんじゃないか、そんな憶測さえしてしまう。

それでも私は初代からPro Raceを使ってきたファンである。ニューモデルを買うつもりで楽しみに待っていたが、先日、春の訪れを待たずして現役のPro 3 Raceが力尽きた。少し荒れたアスファルトに乗ったら、あっさり裂けたのだ。同じ現象はビワイチ以来、2回目。

一方、同じように使っているMichelin LITHION 2は衰える気配もない。重い分だけ頑丈なのだから当然かもしれないが、この安定感はそのまま安心感になる。あまつさえレースに出ない私にはLITHIONクラスのタイヤで十分、また贅沢と言えよう。

それで、Pro 3 Raceに代わりLITHION 2を……と思ったものの、その性能は既に証明済みである。お店に欲しいカラーもなかったので、Vittoria RUBINO PRO 3をチョイス。LITHIONと同等の性能を有すると評判らしい。

さてタイヤのカラーが変わるとバーテープの色が浮いてしまうので、これを黒に変更。ちなみにバーテープはずっとfi’zi:kを使っている。薄いから好きだ。最近は同じ色で素材違いが3種類もあるらしい。fi’zi:kのすごさはサドルだけじゃなかった。

RUBINO PRO 3の前評判が正しければ、来春のPro 4 Raceは見送ることになろう。もろもろの出費は予想外だったが、パーツ交換に戯れた一日は楽しかった。